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RC WR-02CB コミカルグラスホッパー、今回はOP.1670 GF-01 アルミオイルダンパーセットの組み立てをします。

まず、オイルダンパーを組み立てる前に、昔のオイルダンパーのお話を少ししますね。
上の写真に写っている穴が1~3つ開いているパーツがあります。
これでオイルの流れる量を調節できます。
1つしか穴が開いていないとオイルの流れる量は少ないですが、3つ開いているとオイルの流れも良くなります。
ただ、これには欠点があります。
オイルのシリンダーを作る時、プラスチックの製造過程で穴が台形の形をしています。

下にダンパーシャフトが下がっている状態では、そんなに隙間はないですが・・・

上にダンパーシャフトが上がった時は、結構隙間が空いています。
これは写真では分かりにくいですが、シリンダーの上下でオイルの流れのバラつきが出てしまうので、きっちり作れないんです。

それで、上の写真のオイルシャフトに変わったと友達から教えてもらいました。
(諸説ありです。)

素の状態でオイルダンパーを組むと黒のOリングが入ります。
私の中で黒のOリングって、アクスルシャフトの隙間を埋めたり、ボディのミラーやライトを止めたりするのに使ってる印象が強くて、本来オイルダンパーには赤のOリングを使うと思っているんですよね。
正直、どっちももう一つで、ひび割れや膨張したりするので、このままでは使いたくないです。
車ってタイヤが一番でその次に大事なんが、足まわり・・・ダンパーオイルやと思うんですよね。
それが、ゴムの劣化やオイル漏れになるとどうなるでしょか・・・。
ゴムが硬くなって動きが渋なったら、せっかくのオイルダンパーが台無しですよね。

そこで用意するのがTRFパーツ 42129 VGダンパーグリス
ダンシングライダーの時に購入して結局使わなかったんですが、今回初めて使います。
これは赤のOリングに塗ってもひび割れ防止になるし動きも良くなります。

今回はCVAダンパーでは組み立てず、OP.1670 GF-01 アルミオイルダンパーセットを使います。
これに変えると、精度が上がってより滑らかにダンパーが動き、車高調整も容易になるので、細かく高さの調整も出来ます。
このセットの中に赤のOリングが入っているので、変更します。

TRFシリーズ オイルダンパー用コンペティションOリング 42137
これは、プラスチックのオイルダンパーに使っても見違えるほど効果があります。

アルミオイルダンパーにはコイルスプリングが付いていないので、WR-02CBに付いているスプリングを使うか・・・

OP.974 TRF501X セッティングスプリングFを使います。
これはバネの硬さを変更してセッティング用に使うものです。
コンクリートと砂地では、グリップが全然変わるので、ダンパーセットで、硬さを変更してみると楽しいです。
加速が良くなったり、曲がるようになったり、その反対も有ります。
色々オプションを紹介しましたが、今回使うパーツは・・・
OP.1670 GF-01 アルミオイルダンパーセット
TRFシリーズ オイルダンパー用コンペティションOリング 42137
TRFパーツ 42129 VGダンパーグリス
コチラで組み立てます。
アルミオイルダンパーの組み立てはWR-02用で組んでいきますが、最後のピローボールを取り付けるところはもう既にシャーシに付いているので、省きます。
では、実際に組み立てているところは動画でご覧ください。
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